テキストサイズ

10年後の君へ

第6章 ふたりの出逢い…

「鳴海せんせぇ♡ワタシの手料理~
食べさせてあげましょうか~?
それかワタシも食べてくださるぅ♡」

あぁ…!!もう、うんざりだ!!
岳のヤツ何で家政婦なんか雇うんだよ!!
てか、これで何人目!?何十人!?何百人!?
数えきれねぇ…数えたくもない!!
ちゃんと岳のヤツ面接してんのか!?
見るめねぇぞ!!

くっそぉ~集中できねぇ!!

鳴海
「ごらぁ!!お前に、そこまで頼んでねぇよ!!
てか仕事中は部屋に入るなって
言ってんだろうが!!もう、お前クビ!!
明日から来るな…いや、
今すぐ荷物まとめて出ていけ!!」

「なによぉ!!良いじゃないのぉ♡」

鳴海
「良いから出ていけよ!!」

鳴海は目の前にいる鬱陶しい女を
睨み付け一言だけ言い放ち背を向けて
仕事モードに入る…

鬱陶しい女は…鳴海のその姿を
目の当たりにし、
すぐさま荷物をまとめて出て行った…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ