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　熱心なフェラチオの間か、それともこの部屋に来る前なのか、どちらにせよ自分で解し、潤滑ゼリーをセットしていたのだろう、彼の体はガルクの性器を飲み込んでいく。
　ガルクが全く拒否しないせいか、彼は逞しい胸にしなだれかかり、苦しげに熱い吐息を吐きながら全てを飲み込もうと腰を下ろす。
　女性器とは違う強い締め付けに、それが彼であると言う喜びに、直に伝わる体温に、ガルクの頭からは理性が消失していく。
　やがてガルクの全てを飲み込んだ彼はぐりぐりと尚も押し込もうとする様に腰を動かしながら、口付けを求めて首に手を回す。ガルクはその要求に答え、彼の薄い尻に手をかけ、上下に揺さぶる。
　すぐに苦しくなったのか、彼は仰け反り、ハァハァと荒く卑猥な息をしながら、ガルクにしがみつこうとする。目を閉じ、眉間にシワを寄せた表情は、快感を貪っている表情によく似ていて、もっと激しくして欲しいと言っている様に見える。
　繋がっている部分から幸福感すら湧き上がり、彼を両手で抱いて体勢を反転させ、ベッドに押し付ける。楔を求める彼に、深く深く打ち付ける様に何度も何度も腰を打ち付け、忘れない様に首に印を付ける。
「お前は、俺のものだ」
　呟きながら足首を掴んで体をくの字に曲げ、結合部が嫌でも見える様にする。こうして楔を深く打ち込んでいるのだと、見える様に。