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毎日がらぶえっち♡〜年下ダンナ様と、溺愛家族計画

第36章 過去一怖かったけど、まさかのそんな繋がりが!?

「いらっしゃいませー、こんばんはー!
はーい、ありがとうございまーす」


今週もやってまいりました、花の金曜日よりも忙しいかもしれない土曜日の夜ピーク!

はい、主婦の皆さまー。毎日頑張ってるんですから、週末くらいは楽してうちの美味しいお惣菜を、どうぞお召し上がり下さーい!
なんならご予約で、豪華なオードブルの盛り合わせもご用意できますよー!!(でも只今の私は盛り付けるだけでーす←)


「お待たせしましたー!
はい、お会計失礼しまーす」

「あと、すみません。
これ落ちてたんですが…」

「え?」

ピークが始まってすぐ、お惣菜をカウンターに置くと同時に、お客さんは何かを差し出してきた。

それは、私はデパートでも雑な山になってる所で売られてるものしか買った事がないけど、これはちゃんとガラスケースに陳列販売されてるタイプだろうと思われる、いわゆる高級そうな二つ折りの革財布だ。

色も黒っぽいから、女性用というよりかは男性用だと思う。
それが、落ちていた?

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