
気持ちのいい恋
第7章 認めたく無い心
すでに窓から見える空は・・・暗く
いつの間にか夜になっている――――・・・
なんでか・・・コイツといると時間が早くて過ぎていく感じがする
いつ頃からかな・・・春斗とのセックスが楽しみになっていたのは――――・・・
出会ったときは、春斗もセフレの一人のはずだった
なのに――――・・・
春斗の纏う雰囲気や影が――――・・・俺のなかでどんどんでかくなってく
ワンルームの春斗の部屋は殺風景だが・・・凄く綺麗に整理整頓されていた
男のひとり暮らしらしからぬ整いっぷり・・・
「お前って――――・・・几帳面だったけ?」
隣で寝ている春斗の髪に指を絡ませると・・・春斗はくすっぐったそうに身をよじる
