
カッコ悪い俺ら
第2章 気がつけば…
「こっちが、颯太の部屋か?」
「あぁ…つまんないぞ?」
つまらないか、どうかは俺が決めるぜ!!
次ぎは、颯太の部屋を開けた!
「―――――この、似たもの姉弟が!!!」
勢いよく開けた颯太の部屋には――――…
ベッドと加湿器……と、ベッドの横に棚があるだけだった…
「――――寝るだけの部屋だからな…こんなもんだろ?」
「―――――嘘だろ?もっと…こ~…無いかな?!」
小綺麗で、すごいとは思うが――――…
開けっぱなしのクローゼットから覗く…ハンガーにかかっている制服で…
これが、リアルな颯太の生活なのかな?と、発言を控えた――――…
