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あさいらむーんのひとりごと

第55章 2025年6月

「作家性」


人よりたくさん映画を観てると思うんだけど


商業的なタイプと

作家性が強めのタイプがあるように思える


スピルバーグ監督はそのあたりとてもバランス良い仕事をしていて、大衆的な作品を作りつつ、同時に作家性の強いものも交互に作っていた


E・T 大衆的

カラーピープル 作家性 

インディ・ジョーンズ 大衆的

シンドラーのリスト 作家性


そーゆー意味ではガンダムの富野監督は、

「大衆的な玩具宣伝番組に、作家性を加えた」
稀有な存在だ

と思った


ロボットアニメはしょせん商業的要素が強い

プラモデル、ゲーム、パチンコ…、と時代に、よってスポンサーは変わるが、目的は同じで「モノを売る為の30分間コマーシャル」だ


先日最終回を迎えたガンダムは監督こそ違えど㈱カラー、つまり庵野秀明を社長とする製作会社の作品だった

ボクの会社の人はかなり楽しんでいた

最終回後も「良かったよな!」と言ってきた

ボクは正直、二次創作にしか見えなかったので、苦笑いをして返した


そうなんだよな、
カラーと言うのか、庵野秀明と言うのか
彼らの作るものは全部「二次創作」なんだよな

シン・エヴァ
シン・ゴジラ
シン・ウルトラマン
シン・仮面ライダー

今回のものはタイトルこそ新作っぽくなっているけど、有り体に言えば「シン・ガンダム」だ


そして庵野秀明はいま「シン・ヤマト」の企画を進めているそうだ


二次創作みたいなオファーが来て、
それを請け負っただけなのだから
本人が悪いわけじゃない

それに群がっていく周りの人間に問題があるんじゃないだろうか???

どうしてオリジナルの新作のオファーをしてやらない

せめてスピルバーグのように交互に発表させてやれば振り幅も広がるってもんだ

いまの環境は作家性を乏させているように思える

シン・ウルトラマン見たけど、大学生の映画研究会のサークル活動みたいに見えてしまった

商業的に彼は富野クラスの存在となったように思えるけど、作家性で言えば富野・宮崎駿クラスでは無いように見える

もったいないよね

やらせてあげればいいのに

深夜枠中心の大量消費の業界

未来はあるのか??



知らんけど!!!!

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