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あさいらむーんのひとりごと

第55章 2025年6月

つづき の つづき


結局、家で食パン食べながらテレビを見て

病院の夕方の診察時間に合わせて家を出る


運転は彼女さん


ボクはもう1年以上運転していない

まだまだ右足の麻痺が残っているから


助手席に乗せてもらってるときも目を閉じてる

視神経からくる刺激(流れる景色)に耐えきれなくなるから

気持ち悪くなる


病院まであと少し、というところで財布を持ってくるのを忘れた事に気づく

財布にはお金だけでなく診察カード、マイナンバーカードとかも入ってる

近くまで来ていたのに、仕方なく引き返すことに


とりあえずシートを倒して目を閉じていたのだけど、もう限界


家に戻ったものの、もつ1回出かけることができなくなるくらいツライ


「ちょっと、もう、ムリ」

ボクはそう言ってダウン


気絶するように寝てしまった


夜になって、外の強風で目が覚めた


台風のような強風で外からすごい音がしてる


もうすっかり暗くなってる

結局、今日は病院&薬ももらえず、ランチも行かず、映画館にも行けなかった


予定のどれひとつも達成できなかった


せっかく2人で日程を合わせた休みだったのにな



さて、薬をどうしようか


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