
シャイニーストッキング
第6章 絡まるストッキング5 和哉と健太
88 ギョーザのニンニク臭
『綺麗で、可愛いお姉さんは好きですか…』
はいっ、大好きです…
そんな想いを感じ、浮かれ、舞い上がりながら、町中華での食事を終え、そして食料品を買い帰宅をした。
「いつも食事は外食なんだ…」
美冴さんは買ってきた食料品を冷蔵庫に仕舞いながらそう訊いてきたのた。
「うん一人だと面倒臭いし…」
「そうよねぇ、一人だとねぇ…」
「そうなんですよ…」
「うんそうかもねぇ、健太さんは忙しそうだしねぇ…
でも、朝ご飯は…」
「コンビニかなぁ…」
「そうかぁ…そうなっちゃうわよねぇ…」
「誰か、作ってくれる人が…」
「あっ、また、邪な考えをしてるぅ」
と、笑いながら俺を見る。
あっ…
その美冴さんの笑顔にドキッとしてしまう。
初めてコールセンター部のエレベーター前で見かけた緊張感のある美冴さんの顔…
会社内での真剣な顔…
時折、周りの人と交わしている笑顔…
昨夜、初めて見せてくれた俺に対する信頼的な顔…
そして今日、今、目の前で完全に油断し切っている、心をすっかり許してくれているこの笑顔…
毎回、全てが新鮮で、俺の心を揺さぶり、騒つかせてくるのだ。
ああ、堪らない…
幸せ以外のなにモノでもない…
「ああ、美冴さん…」
「キャ、な、なによぉ…」
俺は堪らずに、冷蔵庫に食料品を仕舞っている美冴さんを後ろから抱き締めてしまっていたのである。
「ち、ちょっとお…」
そして俺は美冴さんに口吻をしようと唇を寄せていく。
「あん、け、健太さんてばぁ、待ってよぉ」
そう美冴さんは囁いてくる。
「えっ…」
「さっきのギョーザすごくニンニクきつくなかったぁ」
そう囁いてきたのである。
「大丈夫っすよ、俺もギョーザ食ったし…」
「う、うん…」
ああ、それが、また、俺にはすごく可愛く感じてしまい、更に堪らなくなってしまうのである。
「大丈夫っすよ…」
と、俺は唇を寄せていく。
「だ、大丈夫っすか…」
美冴さんはそう囁きながら、俺の唇を受け入れてくれる。
大丈夫っす…
ニンニク臭なんか…
貴女の甘い香りが、全て消して、消臭してくれています…
貴女からは甘い香りしかしてきません…
俺は完全に美冴さんに心から落ちてしまい、愛を自覚してしまっていたのだ。
『綺麗で、可愛いお姉さんは好きですか…』
はいっ、大好きです…
そんな想いを感じ、浮かれ、舞い上がりながら、町中華での食事を終え、そして食料品を買い帰宅をした。
「いつも食事は外食なんだ…」
美冴さんは買ってきた食料品を冷蔵庫に仕舞いながらそう訊いてきたのた。
「うん一人だと面倒臭いし…」
「そうよねぇ、一人だとねぇ…」
「そうなんですよ…」
「うんそうかもねぇ、健太さんは忙しそうだしねぇ…
でも、朝ご飯は…」
「コンビニかなぁ…」
「そうかぁ…そうなっちゃうわよねぇ…」
「誰か、作ってくれる人が…」
「あっ、また、邪な考えをしてるぅ」
と、笑いながら俺を見る。
あっ…
その美冴さんの笑顔にドキッとしてしまう。
初めてコールセンター部のエレベーター前で見かけた緊張感のある美冴さんの顔…
会社内での真剣な顔…
時折、周りの人と交わしている笑顔…
昨夜、初めて見せてくれた俺に対する信頼的な顔…
そして今日、今、目の前で完全に油断し切っている、心をすっかり許してくれているこの笑顔…
毎回、全てが新鮮で、俺の心を揺さぶり、騒つかせてくるのだ。
ああ、堪らない…
幸せ以外のなにモノでもない…
「ああ、美冴さん…」
「キャ、な、なによぉ…」
俺は堪らずに、冷蔵庫に食料品を仕舞っている美冴さんを後ろから抱き締めてしまっていたのである。
「ち、ちょっとお…」
そして俺は美冴さんに口吻をしようと唇を寄せていく。
「あん、け、健太さんてばぁ、待ってよぉ」
そう美冴さんは囁いてくる。
「えっ…」
「さっきのギョーザすごくニンニクきつくなかったぁ」
そう囁いてきたのである。
「大丈夫っすよ、俺もギョーザ食ったし…」
「う、うん…」
ああ、それが、また、俺にはすごく可愛く感じてしまい、更に堪らなくなってしまうのである。
「大丈夫っすよ…」
と、俺は唇を寄せていく。
「だ、大丈夫っすか…」
美冴さんはそう囁きながら、俺の唇を受け入れてくれる。
大丈夫っす…
ニンニク臭なんか…
貴女の甘い香りが、全て消して、消臭してくれています…
貴女からは甘い香りしかしてきません…
俺は完全に美冴さんに心から落ちてしまい、愛を自覚してしまっていたのだ。
