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シャイニーストッキング

第4章 絡まるストッキング3 大原本部長と佐々木ゆかり部長

 123 口撃の訳

「あっ、うぅぅぅ…」
 
 あと少し、本当にあと少しで耐え切れずに漏らしてしまう、いや、射精の絶頂を迎える寸前に、律子は突然唇を離し、フェラを止めたのだ。

 ああ…

 射精感の失念と、射精しなかったという安堵感の二つの複雑な想いが湧き起こっていた。

 だが、どうしてだ…

 あれほど容赦ない口撃の攻めをしてきて、しかも確かに目で
 射精してもいい…
 そんな感じが伝わってきていたのに、なぜ止めたのだろうか。

 あの劇的な律子の唇の快感が急に無くなってしまったので怒張がズキズキと脈打ち、震え、空虚に反り返っていた。
 すると律子は再び顔を、ワイシャツの捩れにより腕の自由を奪われたままの私に覆い被さるように顔を寄せてキスをしてきたのだ。
 艶やかな柔らかい唇が、入り込んでくる舌先が、甘い彼女の唾液が私の心を震わせ、マゾヒスティックな想いを再び昂ぶらせてくる。

 ああ、堪らない…
 すると律子は、スッと唇を離した。

「ごめんなさい、なんか突然、生理がきちゃって…だからなの…」
 そう耳元で囁いてきたのだ。


「あ、ああ…」
 だから、そうなのか…
 私はそう応える。

「だから…」
 律子は再びそう囁き、キスをしてきた。

 そうか…

 そうなのか、だから…

 突然の生理で私にがっかりさせないよう、ああしてくれたのか…
 それは私には非常に嬉しいことであった。 
 そしてその事が、私に対する律子の愛の想いを、より強く感じさせてくれていたのである。


 すると律子は、またキスしていた唇を離す。

「だから…
 だから、思い切り感じさせてあげる…」
 そう囁いてきたのだ。
 そして私から少し離れ、態勢を整えて、なんと、両脚の裏でチンポを挟み込んできたのである。

「あうっ…」
 私は予想もしなかった律子の突然のその動きに、ビクッと小さく震え、歓喜の喘ぎを漏らしてしまう。

 こ、これは…

 そう、これはいわゆる脚コキである、そして律子はガーターレスストッキングを穿いている、だから、ストッキング脚コキなのである。

 私の大好物の脚フェチプレイであるのだ…

 まず律子は軽く両脚で包み込むように擦ってきた。

「あ、う、り、律子…」

 怒張はビクッと震え、いや、私もビクッと震えてしまう…



 

 

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