
シャイニーストッキング
第4章 絡まるストッキング3 大原本部長と佐々木ゆかり部長
74 ゆかりの激白 ②
「美冴さんの魅力に魅了されていたの…」
「え、魅了…」
「そう魅了よ…」
わたしは続ける。
「魅了されていたことに気づいた…かな」
ドキドキ、ドキドキ…
急に、再び、胸が昂ぶってきた。
そう、今も、目の前にいる美冴さんの女としての美しさ、そして艶気の魅力に魅かれているのである。
「あの頃は美冴さんの『黒い女』の意味なんて勿論知らなかったし、想像すらしなかったから…」
ただの変わった、変な女だと最初は見ていたから…
「だから、たがら、美冴さんの魅力に魅了されたことに気づいた時は…」
もの凄い衝撃を受けてしまったの…
と、心のままに、素直に美冴さんに告白していく。
「そしてその衝撃は…」
もしもわたしが男だったら惚れてしまう…
と、いう想いを浮かばせたの。
「ちょうどそのタイミングで…」
そうあれはだいたい4月後半辺りかな…
「彼が、彼が…」
「彼…」
「うん、そう、彼が、美冴さんの存在に、『黒い女』の存在に気づいたの…」
わたしはとうとう言ってしまった。
彼を、彼の存在をとうとう言ってしまった、いや、話したかった、話したい衝動が抑え切れなかったのである。
「彼、彼って…」
美冴さんがわたしの目を覗くように見つめてきた。
「彼…大原…」
「う、うん、大原本部長…」
やはり、美冴さんは知っていたのだ。
「分かってたの…」
すると、美冴さんは黙って頷く。
「うん…もう2年になるの…」
「2年…」
美冴さんがなんとなく、意味あり気に呟いた。
多分、2年は意外だったのかもしれない。
やはり、美冴さんにはわたしと大原本部長の関係はバレていた…
そうだわ、一時期は美冴さんとわたしはお互いに意識し合って見ていた時があった。
だから、注意して見ていれば男女の関係なんて簡単にわかる筈なのだ…
「そう彼が、美冴さんの存在に気づいたの…」
「それは、わたしがあんな黒いから…」
「違うのっ、違うのよ」
「え、違うって」
「美冴さんを見る目が…」
違う、違ってたのよ…
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
昂ぶりが興奮に近くなってきていた。
「違ってたの…最初は確かに『黒い女』と、皆と同じように面白おかしく見ていたのよ…」
だけど…
「美冴さんの魅力に魅了されていたの…」
「え、魅了…」
「そう魅了よ…」
わたしは続ける。
「魅了されていたことに気づいた…かな」
ドキドキ、ドキドキ…
急に、再び、胸が昂ぶってきた。
そう、今も、目の前にいる美冴さんの女としての美しさ、そして艶気の魅力に魅かれているのである。
「あの頃は美冴さんの『黒い女』の意味なんて勿論知らなかったし、想像すらしなかったから…」
ただの変わった、変な女だと最初は見ていたから…
「だから、たがら、美冴さんの魅力に魅了されたことに気づいた時は…」
もの凄い衝撃を受けてしまったの…
と、心のままに、素直に美冴さんに告白していく。
「そしてその衝撃は…」
もしもわたしが男だったら惚れてしまう…
と、いう想いを浮かばせたの。
「ちょうどそのタイミングで…」
そうあれはだいたい4月後半辺りかな…
「彼が、彼が…」
「彼…」
「うん、そう、彼が、美冴さんの存在に、『黒い女』の存在に気づいたの…」
わたしはとうとう言ってしまった。
彼を、彼の存在をとうとう言ってしまった、いや、話したかった、話したい衝動が抑え切れなかったのである。
「彼、彼って…」
美冴さんがわたしの目を覗くように見つめてきた。
「彼…大原…」
「う、うん、大原本部長…」
やはり、美冴さんは知っていたのだ。
「分かってたの…」
すると、美冴さんは黙って頷く。
「うん…もう2年になるの…」
「2年…」
美冴さんがなんとなく、意味あり気に呟いた。
多分、2年は意外だったのかもしれない。
やはり、美冴さんにはわたしと大原本部長の関係はバレていた…
そうだわ、一時期は美冴さんとわたしはお互いに意識し合って見ていた時があった。
だから、注意して見ていれば男女の関係なんて簡単にわかる筈なのだ…
「そう彼が、美冴さんの存在に気づいたの…」
「それは、わたしがあんな黒いから…」
「違うのっ、違うのよ」
「え、違うって」
「美冴さんを見る目が…」
違う、違ってたのよ…
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ…
昂ぶりが興奮に近くなってきていた。
「違ってたの…最初は確かに『黒い女』と、皆と同じように面白おかしく見ていたのよ…」
だけど…
