ほしとたいようの診察室
第6章 回想、はじめまして
……
数日後、この日は優先生が外来に出ていたので、俺が病棟での勤務をしていた。
相変わらずのんちゃんは、3日前に点滴を引っこ抜いて、手にはミトンをはめているらしい。
朝の薬は拒薬。
口をぎゅっと閉じて、飲まなかったのだ。
点滴も薬もパスしてるから、呼吸状態が少し悪い。
外来前に優先生が、のんちゃんの病室を訪れて、手にミトンをつけさせ、なにやら約束をとりつけたようだった。
「ちょっとここ数日、のんちゃんの行動は目に余る。いつでも余ってるけど、今日は特に余ってる。きつめに言っておいたから、午前中はおとなしいかもしれないけど、たまに様子見に行ってくれるか?」
優先生は、俺にそう伝言していくと、のんちゃんの心配をしたまま外来に出て行った。
数日後、この日は優先生が外来に出ていたので、俺が病棟での勤務をしていた。
相変わらずのんちゃんは、3日前に点滴を引っこ抜いて、手にはミトンをはめているらしい。
朝の薬は拒薬。
口をぎゅっと閉じて、飲まなかったのだ。
点滴も薬もパスしてるから、呼吸状態が少し悪い。
外来前に優先生が、のんちゃんの病室を訪れて、手にミトンをつけさせ、なにやら約束をとりつけたようだった。
「ちょっとここ数日、のんちゃんの行動は目に余る。いつでも余ってるけど、今日は特に余ってる。きつめに言っておいたから、午前中はおとなしいかもしれないけど、たまに様子見に行ってくれるか?」
優先生は、俺にそう伝言していくと、のんちゃんの心配をしたまま外来に出て行った。
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