
ほしとたいようの診察室
第5章 プリンを作ろう
「ごめん、のんちゃん。ちょっぴり酷いから、機械使っていこうかな」
プローブを取り出し、手袋を付け替える。
「むり……大海せんせ……なんで……」
「無理とかじゃないの。やんなきゃ治らない。ここ越えられたら、数日は楽だと思うから。ね?」
言いつつ、有無は問わない。
やらなきゃいけないのは陰核……
……つまりクリトリスへの刺激。
本人にはかなりダメージが大きいから、正直奥の手にしておこうと思ったけど、早々に使うこととなった。
「のんちゃん、クリトリスってわかる?」
のんちゃんが恥ずかしげに小さく頷く。
「そこを機械で刺激して、腟内を分泌物を増やして、のんちゃんの膣の中にある血の塊を取っていく治療をするよ」
「やだ……恥ずかしい……」
「そうだよね。でもやるしかないかな」
