無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

キーーン、シャーーー、ーボロボロなドライブイン山鳥だよ、一階の厨房さ、ーーそうかーあそこなのか、すぐに行くからよ、外で、待っててくれーー西郷たかおは、パジェロのエンジンを始動させた。ギアをローギアにチェンジして、獰猛な野獣のいる、旧ドライブイン山鳥に向けて出発した。西郷たかおに、麻酔銃で撃たれた田中理沙と佐藤真理恵だが、田中理沙の方は、意識が戻り身体も回復し始めていた。まだ、体が痺れるけど、なんとか動けそうだわ、パジェロを運転する西郷たかおを、田中理沙は後ろの後部座席から睨みつけた。ちきしょう！私と真理恵に酷いことをしたわね！ゴトッ！ズズ！田中理沙は、西郷たかおを睨みながら、ピンク色のパンティーの中に、隠してあるスタンガンを取り出した。カチッ！うっ！なんだ！後ろから音がするな！もう意識が、戻ったのか！？後部座席から物音がするので、何事だと思う西郷たかお、麻酔薬の量は適量でも、注射器と麻酔銃では効いている時間は、違ったようだ。