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おはな畑

第2章 キスマーク



「おい! ひな!」


「うわぁぁあ!」




いつの間に帰って来たのか、いや、今帰って来たところであろう五条先生が、ノックもせずに入って来た。




「な、な、な、なんですか……っ!!」




絶賛素っ裸なわたしは、胸を両手で隠ししゃがみ込む。

……が、五条先生はお構いなしにわたしへ近づき、




「ひゃぁ……っ!」




肩を掴んで立たせると、




「…………」




上から下へ、下から上へ。

わたしの身体を凝視して、




「はぁ……」




深いため息をついた。


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