刑事とJK
第57章 夢
「もう、働きはじめんのか?」
『そうだねー…
来週の月曜から』
「よかったな」
『うん///』
一息ついてから、斉藤は口を開いた
「おめぇは、どんな形が好きだ?」
『…は?
形?』
「四角とか、星とか」
『…別に。
何で?』
「いや…何となく…」
斉藤はフイと俯いた
言いたいことがあっても、恥ずかしくて言い出せない
もじもじした子供みたいだ
『なーにーよ?』
「何もねぇっつってんだろ」
パチンッとゆうひにデコピンを食らわす
『痛ーい!!
何すんのよ馬鹿!!』
「しつけぇんだよ馬鹿」
『うっわ、やっぱあんたウザいわ』
「ウザくて結構ですー」
『いっぺんシね!!』
「生き返りますー」
――――――――――――
ゆうひの野郎…
"別に。"
じゃわかんねーだろうが!!
後は…指の太さ測らなきゃな…
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