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刑事とJK

第49章 ラブラブカップルNo.1決定戦



〈さあ、それでは最終戦といきますよ!!
あまあまキス対決~!!!〉



観客からは歓声が上がった




「キス?///」

「マジ?///」

「うそぉ…///」



〈一組ずつ、審査員の前でキスしてもらいます!!
制限時間は1分間
甘~いキスをしたペアにそれ相応のポイントが入ります!!〉



『人前でとか…ダメだって…///』


「南、あたし帰る!!///」


「だから、もうちょい待ってって!!」





〈それでは行きましょう
まず最初はー…得点の低いもん順でいきましょう!!
嘉山&千花ちゃんでーす!!〉




シゲと千花は、審査員の前に連れてこられた



「吉川さんっ、僕らまだキスしたことないっすよ!!///」


〈じゃあいい機会じゃないかぁ、男を見せろ、嘉山!!〉



「そんな…///」



吉川はニヤニヤとした


〈あ、嘉山、ちなみにキスよりあとのことしたら、減点でーす〉



「しませんよ!!///」




〈はははは
じゃあ行きましょう、1分ですからね
…スタート!!〉



シゲは千花と向かい合った


そして、千花の肩に手を置いた



「…千花…さん///」


「なんでございましょう?///」



「嫌なら、言ってくださいね…///」



「嫌なはずがございません///」



「…///」



シゲはゆっくり顔を近付けた


千花は目を閉じる




見ている全員が息をのんだ
















ちゅ



〈ターイム・オーバー〉



「えっ///
もう1分経ったの!?
まだチュッとしか…」




「てめぇがさっさと行動しねぇからだろ!!」

「千花ちゃんに謝れ!!」



シゲにブーイングの嵐





「ご、ごめんなさい千花さん!!///」


シゲが頭を下げようとすると、千花はシゲに抱き着いた



「…千か…///」


「ありがとうございます///
シゲさん…好きでございます…///」



「!!///
ぼ、僕も好きです!!///」



シゲは思い切り千花を抱きしめた



実は、千花から好きと言ってもらえたのは初めてだし

シゲもまだ、告白は出来ていなかったのだ…



つまり、今やっとシゲと千花はカップル成立したのだった




周りから、拍手が鳴った





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