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刑事とJK

第46章 あたしがあなたを好きなんだ


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「斉藤」



呼ばれて後ろを向いた



「…てめぇかよ」



南は斉藤のそばまで歩いてきた



「…悪かったな」



「あ?」



「それだけだ」



南はそれだけ言うと、その場を通りすぎた



「あんた、性格は腐ってっけど、刑事としてはまあまあだ」



「余計なお世話だ」





それから、南が斉藤の捜査を邪魔することはなくなった



むしろ、少し協力的になったのだ





「ほんと馬鹿な奴だ…」




斉藤は軽く笑った




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