
刑事とJK
第13章 斉藤刑事
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「この3人のうちのどれかだな」
容疑者は、被害者の愛人、会社の同僚、そしてその部下
「顔的には1番同僚が怪しいっすね」
シゲは壁の向こうで取り調べ中の男をまじまじと見る
「顔で判断すんな、アホか」
「冗談っすよ」
アリバイがないのは、あの愛人だけだ
殺害時刻にあの女の目撃証言がねぇ
本人は家で睡眠を取っていたと言い張るが…
「オレの勘は…同僚と部下だ」
「黒がっすか?」
「ああ…」
しかしそれから、なかなか証拠が見つからなかった
オレはさっさと事件を解決して公園に行きたかったが…
