
会社での出来事
第1章 1
突然、肩を叩かれ現実に引き戻される。
振り返るとにこやかな顔で先輩が立っていた。
「お疲れ様です!」
慌てて挨拶をすると彼は頷きながらポケットに手を入れて、いちごミルクの飴を取り出した。
「お疲れ、頑張ってるみたいだね! 課は違うけど僕はずっと君の先輩だから。分からないことがあれば教えてね? 」
そう言いながらパソコンを覗かれる。Excelで開かれてるのは、作成してる仕事の資料。
「ここ、誤字、あと、ここは、和暦じゃなくて、西暦のほうがいいよ」
アドバイスをくれるその横顔に見蕩れながら、私は淫核が疼くのを感じてしまう。パソコンの画面を指さしながら教えてくれるのは有難いが、先程の妄想で彼の指に犯されてしまったのをどうしても思い出してしまう。
「あとこれくらいかな。他なんかわからないこととかある? 」
懇切丁寧な教え方、好かれやすい大福顔、その容姿に見合う少し高めの声。でも……。
私は見逃しはしてなかった。彼の左手、薬指に光る小さなリング。
既婚者。
彼は、私の頭をそっと、撫でて手を振るとそのまま去ってしまう、
振り返るとにこやかな顔で先輩が立っていた。
「お疲れ様です!」
慌てて挨拶をすると彼は頷きながらポケットに手を入れて、いちごミルクの飴を取り出した。
「お疲れ、頑張ってるみたいだね! 課は違うけど僕はずっと君の先輩だから。分からないことがあれば教えてね? 」
そう言いながらパソコンを覗かれる。Excelで開かれてるのは、作成してる仕事の資料。
「ここ、誤字、あと、ここは、和暦じゃなくて、西暦のほうがいいよ」
アドバイスをくれるその横顔に見蕩れながら、私は淫核が疼くのを感じてしまう。パソコンの画面を指さしながら教えてくれるのは有難いが、先程の妄想で彼の指に犯されてしまったのをどうしても思い出してしまう。
「あとこれくらいかな。他なんかわからないこととかある? 」
懇切丁寧な教え方、好かれやすい大福顔、その容姿に見合う少し高めの声。でも……。
私は見逃しはしてなかった。彼の左手、薬指に光る小さなリング。
既婚者。
彼は、私の頭をそっと、撫でて手を振るとそのまま去ってしまう、
