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鬼崎「この事は他言無用だからな」

圭「わかりました…」

鬼崎「話は以上だ、明日に備えて部屋に
戻れ」

圭「…」

鬼崎「戻れと言ったのが聞こえなかった
のか」

圭「いえ、えっと…」

鬼崎「なんだ」

圭「どうして僕なのかなって…」

鬼崎「…」

圭「僕じゃなく道久さんに渡した方が…
一応、長男だし…」

鬼崎「…」

圭「父さん？」


一度受け取ったものの
何故、道久ではなく自分なのか
理由が気になり、思わず聞いてしまった

すると…


鬼崎「道久は信用ならない」

圭「えっ？」

鬼崎「だからお前に託したんだ、圭」

圭「…」

鬼崎「信用してるからな」

圭「…はいっ…」

鬼崎「…」