
🕯️悪夢の神様🕯️
第19章 ダイバーの役割
完全なる……俺の八つ当たり。
未來ちゃんが望んでいない…
最悪の結果だ――――――――――――。
くるみちゃんは俺を睨み背を向けた。
着替えて、バスに乗り――――…彼女は行くだろう。
「ごめん――――未來ちゃん」
俺は、今回――――未來ちゃんの望む未来は与えられそうにない。
好きだよ――――大好きだよ…
でも、気持ちが…
妹にあそこまで言われて――――…なんで、こんな奴らを助けないといけないのか…と、思うと…どうしても許せない気持ちが先立ってしまい…
イライラする…
多分、俺が家族からそのように言われているだろうと…推測しての反発な気もする。
