
🕯️悪夢の神様🕯️
第12章 愛って…なんだ!?
しかし、何処かで――――…復習…の二文字は残っており…。
桂がターゲットにしたのは…
愛する
鈴木 望美を虐めていた――――彼女たちへ向けられた。
しかし、実際に虐めていた生徒は卒業し――――接点が無くなっていた。
だが、その生徒の妹が入学してくる情報を手に入れた。
ならば――――その妹に罪を償ってもらおう…
そうして――――
中里 紗帆(なかさと さほ)と、
河野 美里(かわの みさと)は、選ばれた。
直接的に関係ない二人だが…
桂の鈴木 望美(すずき のぞみ)の――――…
復讐へと使われた。
彼女の無念を晴らすため――――…
彼女への愛を踏みにじられたため――――…
桂は容赦なかった…
河野にいたっては…自分に好意を寄せている事を知って――――…
男の体で無理やり処女である河野と関係を持った。
「愛があるなら…出来るよね?」
と、ズルい台詞をふんだんに使い――――…愛を餌に…レズビアンである河野の全てを男に捧げるように…要求した。
顔や精神は女な桂だが――――…こう言う残酷なセックスは男の脳で行えた。
女の精神で――――純粋な繋がりが出来るのは…
桂の中で鈴木 望美(すずき のぞみ)ただ一人だった。
