🕯️悪夢の神様🕯️
第12章 愛って…なんだ!?
桂は、大きなコンプレックスを抱えていた――――だからか、存在を認めてくれた彼女に陶酔した。
多分――――虐められていた…
でも、自分でも乗り越えないといけないのだと…彼女は奮起していた。
そんな彼女の美しさに――――桂は嫉妬もしたし、尊敬もした。
そして――――一人の女性として……
愛した。
純粋な愛――――…。
今までにない…
嫉妬と尊敬と――――熱情の…愛。
体は男でも――――精神的女性の自分…
完全なる女で――――彼女を愛したい…
が、体は男――――男…男…
愛したい…
愛されたい――――…
愛したい…
愛されたい――――…
葛藤の中で…
桂は居眠りをする彼女の無防備な寝姿に――――…
男の体を反応させた――――。
触れないなら…見られないのなら…
愛してもらえないなら…
思った時には――――…桂はスマホを彼女に向けていた…。
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