無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「――――日時と場所を言えますが――――証拠はありません！だから…小林さんの…善意に賭けるしかない…」


俺は、未來ちゃんの言った事を直接言うこともできたが…小林さんに否定されたらそれまでで――――証拠の無いことを素直に話した！


「善意に――――って、俺は！俺は――――何も悪いことなんかしていない！

火災があって――――火を消す！それが、俺たち消防士の仕事で！ママはこの仕事をしている僕を――――僕を誉めてくれる！」



小林さんが怒鳴りながら…俺たちの難癖を否定する――――が、しゃべり方が… 徐々におかしくなっていくのが目に見えて分かる！



俺――――が、僕…に


母が―――…ママ…と、呼び方か変わってきた！



「ママの喜ぶ顔が…見たくて頑張るって――――！当たり前の事だろ？」