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バレたくない

第1章 1 わわわ私に彼氏が!?

その日は特別な日っていうほど特別な日じゃないけど、でもやっぱり特別な日だった。

おばあちゃんの墓参りに家族全員で出かけて、私もしっかり手を合わせてきた。

おばあちゃんにたくさんのことを報告した。
勉学は中の下のレベルで持ちこたえてること。
友達を大事にしたり、他人様に迷惑をかけないことなど言いつけを守ってること。
明るく前向きでいること。
男友達はいるけど、恋仲にはなれなくて、彼氏もいなくてまだ処女であること。
初えっちが怖いと思っていること。

家族にも話せないようなことも、おばあちゃんの前でなら打ち明けることができた。

その日も、いつも身綺麗でいなさいという風に教えられたのが残っているから、そこそこ時間をかけてお風呂に入ってから眠りについた。

墓参りにいったあとの数日間、妙によく眠れる現象をおばあちゃんの加護と呼んでいる。


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