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にぃにside…



みりかが部屋を出た。



わかんねぇ、俺はみりかを大切にしたい。なのにあいつ言ってることチグハグなんだよ。



俺、片山とどうしたら良いんだ？



どうしてほしいんだよ、みりか…







翌朝…




朝飯を食べようとリビングに行くとみりかがいた。



「け、敬人にぃに、おはよう…」



なんでビクビクしてんだよ。



「あぁ」




イラついて、素っ気なく返事をして飯を食った。




「行ってきます」


「行ってらっしゃい、敬人くん」




みりかの声は聞こえなかった。




とぼとぼ歩いていると



「敬人ぉ」



聞きなれた声。片山だ。



「おはよう、敬人」


「あぁ」



チラッと横目で見て答えた。



「敬人、なんか機嫌悪い？ あたし相談のるよ～」



「お前、みりか、俺の妹になんか言った？」