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翌日…


なんか小言を言ってる敬人を無視して(笑) 学校に急いだ。





「みりー、おはよー！」


「おはよー！」




やっぱりガールズトークが1番だよね。





朝休み…




「バレンタイン、みーちゃんは幼なじみの男の子にあげるで決定？」


「そうだね。決定かな」


「少女漫画みたーい。幼なじみとかさ！」


「いやいや、そんな期待するものじゃないって…」





キーンコーンカーンコーン…





始業の鐘が鳴った。





みんな慌てて席につく。




社会のこと、敬人に教えてもらってるけど、いまいちよくわかんないだよね。


ほぼボーッとしながら50分をやり遂げようとする。





ボーッと異世界に行ってたら、どうやら授業が終わったらしい。




「ちょっと、みりー、アンタ寝てなかったぁ？」


「ちょっと寝てたかも…」






ちょうど良かった、次は中休みだ。


よし、ちょっと寝よう…








「おい、長谷川！」


「ふぁ？ え？ 中村くん？」


「お前の寝顔ブスだな」


「うるさいわっ 私は眠いの！ 寝かせて！ 分かる？」


「わかんねぇ。 ちょっと中休みに俺と付き合ってくんね？
まぁ俺より眠気をとるなら何も言わねぇけど 」