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キラキラと光るペンダントたち。

敬人にこれを付けた姿を見てもらいたいな。



ふっと目に付いたのは、シルバーの十字架のペンダント。

一見怖そうだけど、守る力の強い象徴…。

手に取って見ていると




「あ、みり！ それ買うの？」


「あ、うん…。どうしようかなって…」


「みりに良く似合うよ！」



小さな備え付けの鏡の前に連れて行かれて、胸元に合わせられたペンダントを見た。



「…綺麗」


「本当に可愛いよ！ 買えば？」



いつか、これを付けて敬人とデートに行きたい。




「うん！ 買うよ！」


「よし、決まり！ 私はこれ！」



見せてもらったのは、2つのリングが重なり合った、知恵の輪みたいなペンダント。



ふたりでウキウキでレジに向かって、会計を済ませた。



店を出てすぐに


「ねね、さっそく付けてみない？」


「うん！ 付けよう！」