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風に吹かれて2

第56章 僕らがつないでく

推しが事務所のせいで仕事を奪われるんじゃないかと不安な方もいらっしゃると思いますが、これも無いだろうな、と。
何故なら資本主義の世の中なので。

海外のムーブメントを持ち出して、あの事務所とは取引するな、って騒いでる人もいらっしゃいますけれどもねぇ。

今時、一番金払いがいいのは推しを持っているヲタですよ。
どんなに事務所が叩かれていようとも、そこに推しが所属している限りヲタはお金を落とすし、あの事務所全体で見たらガチ勢がどれだけいると思って。

経済を回してるのは私達なんですから(笑)。
儲けたいシビアな企業ほど世論には頷きながらも、そこは上手くバランスを取って線引きをせずに済ませ、あの事務所から仕事を引き上げたりしないだろうと思います。

良くも悪くも、それが資本主義社会なので。



んでも、ヌルい企業もあるしね。
特にTV局とか、世論に迎合し過ぎだし、なんかねぇ、ガチのファンを舐めてるなと思います。
やっぱりコンテンツとして斜陽だからなんでしょうね。

つくづく思うんだけども、絶好調に売れてて眩しく輝いている時にはさ、おもねる、というか、手をスリスリして近づいて来て持ち上げてさ。

問題が起きて事務所自体が危ないかも、となると途端に手の平返しね。

恥ずかしくないのかしら。

恥ずかしくないんだろうなぁ。



悪いけど、私達ファンは推しの過去の映像や雑誌を何度も何度も見てるから、全部記憶してるんだってことを解ってないね。

手の平を返してもっともらしく勝手に言ってる人のこと、ファンはちゃんと見ている。
なんならネットニュースの記事を書いてる記者の名前だって把握している。
企業の動きだって、勿論しっかり憶えている。

休止前にCMをくれたハンバーガーの会社だったり、オリーブオイルの会社だったりには、私は今でも有難く思って感謝してます。
箱でずっと使ってくれてた家電メーカーさんだったり、航空会社。後輩を起用してくれた花粉症薬の会社もさ。

逆もまた然りなんだってことを、もっと勉強なさったら、と言いたいですね(特にマスコミ)。



今回の件では事務所に腹を立てているファンも沢山居るんだろうなと思うんだけど。

結局私たちがすることって、世界一の自担を推し続けることだけですよ。
何があっても推し続けるのみ。

若干自分でも引くけども(笑)。

ファンですから。

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