
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第60章 治療再開
宇髄「ん〜?ダメじゃないだろ?ひなちゃん今気持ちいいもんな。気持ちいいの止めていいのか?」
止めて、欲しぃ…くないかもしれない。
すごく苦しいし、このまま続けられたら変になるのはわかってるんだけど、止められるのも苦しい気がする。
今止められるくらいなら、"イった"方がいいのかもしれない…
「止め…たら、苦しぃ…ハァハァ…んんっ……ハァハァ…」
宇髄「苦しいな。でも今も苦しいだろ。イったら楽になる。」
「んぁっ…ぁ、で、でも…っ…んん…イクのは…ハァハァ……怖い…」
…ピタッ
宇髄「怖いか?」
え?
ぁ、あれ…?
突然、宇髄先生が指の動きをピタリと止めた。
宇髄「ひなちゃん怖い?今日はここまでにする?」
え…?
あ…、そっか…。
わたしが怖いって言ったから、止めてくれたんだ。
怖いと思ったら今日はそこまででもいいって、わたしのために言ってくれてたから。
