ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第6章 病院生活のはじまり
「スー…スー…」
「…おーい。」
誰かの声がして目を開けると、五条先生が立ってる。
「起きろ。もう13時だぞ。ごはん食べなさい。」
え…?もう13時…?
窓の外見てたらまたいつの間にか寝てた…。
とりあえず、眠い目をこすって起き上がる。
…………カクンッ
ぼーっとしてるとまた寝てしまいそうで、首がカクンとしてしまった。
「こらっ!!」
ビクッ‼︎
低い声で叱られて少し目が覚めた。
「スープ飲みなさい。」
五条先生に言われて、とりあえずスプーンを手に持ってみる。
そして、またウトウトしてしまう。
……カクン
「おいっ!!」
ビクッ…‼︎
また低い声にビクッとなってハッとする。
五条先生の方を見てみると、怒ってるご様子だった。
「…ゴメンナサイ。」
消え入るような声でつぶやいた。
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