ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第49章 治療2日目
_____翌日
宇髄「ひなちゃん、そしたらベッド動かすぞ。掴まっててな。」
ウィ〜ン…
ということで、わたしはまたあのベッドの上。
はぁ、怖い…
また明日やってとか言っちゃった。
もう1年後にしてくださいとか言えばよかったのに、なんでこうなっちゃうんだろう。
しかも、今日は痛いんだよね。
本当にやだ…
ベッドが止まってパチパチ手袋の音。
あぁ、いよいよだ…
緊張を煽ってくるこの音は大っ嫌い。
藤堂「ひなちゃんまた震えてきちゃった。深呼吸できる?」
今日は蓮先生がいないけど、代わりなのかなんなのか藤堂先生がついてきてくれて、手を握ってくれてる。
「怖いです…」
初めて何かをする時の恐怖心もあるけど、一度治療を経験してわかってからの方が意外と怖かったりする。
宇髄「ひなちゃん、そしたらまずはクリトリスから触ってみよう。痛くないからこれなら怖くないだろ?」
痛くなかったけど、緊張するし、また身体が変になるのは怖い…
「また身体変になる…?」
宇髄「大丈夫。変になる前に、うーんとそうだな、ジンジンしてきたらやめよう。それなら大丈夫かな?」
「はい…」
宇髄「ん。よし、そしたら始めるな。」
と宇髄先生の指がそっとクリトリスに触れる。
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