ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第25章 退院
_____翌朝
目を覚ましたわたしは朝から心臓が飛び出そう。
昨日、わたしは自分のベッドで寝たはずなのに、なぜか隣に五条先生が寝てる。
どう考えてもわたしが五条先生のでっかいベッドに入ってる。
なんで?
なんでわたし五条先生と寝てるの?
え?
寝起きでまったく働いてない頭を必死に動かして考えてると、
「ん…?まだ5時だ…もうちょっと寝とけ…」
ぽんぽん…
……!!!
ご、五条先生がわたしの方向いて、
頭をぽんぽん…
でも、目つぶったままだけど、また寝てる?
え?この状況はなに??
なんでこうなってるのー!?
結局、そこから一睡もできず、目を閉じたり、こそっと五条先生を見たりを繰り返して、
五条先生の顔って、こうして見るとすごく綺麗…
目鼻立ちがしっかりしてて、背も高いしお医者さんだし、家事だってできちゃうんだからモテるんだろうな…
彼女とかいないのかな…?
"トクン"
ん?今胸がトクンってした。
入院してる時からたまになるけど、なんだろ…
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