ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第138章 淀み
宇髄「ひなちゃん内診しようか。」
「はぁ、はぁっ……、…っ、フリフリ……!」
宇髄「うん、今じゃなくていいよ。陣痛終わってからでいいから、な?」
何度子宮口を確認してもらっても、
宇髄「7cmか…。」
「なんでっ、ハァハァ…、こんな……全然進まない…っ。」
宇髄「そんなことないよ、ちゃんと進んでるぞ。陣痛強くなって、間隔も短くなってるのがその証拠。ただ、赤ちゃんがゆっくり出てこようとしてるみたいだ。お母さんの、ひなちゃんの身体を傷つけないためだと思うから、頑張ろう。」
って、言いながらもまた宇髄先生は、
「あ"っーー、ハァ、ゔっーー、んあ"——っ!!!痛い"————っ!!!!!」
子宮口を刺激して、その間に陣痛も来るし、もう本当に痛くて痛くて痛くて痛くて大号泣。
宇髄「まこちゃん、すまん藤堂呼んで。」
真菰「はいっ!」
「ヒック、ヒック……ハァハァ、はぁっ、ゴホゴホゴホッ!」
そして、意識して頑張ってた呼吸も崩壊し、発作が起きてしまい、
藤堂「辛いね、ひなちゃん。呼吸楽にしてあげようね。赤ちゃんに酸素送るよ。」
吸入して、酸素マスクを当てて、発作はなんとか。
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