
ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜
第95章 留学前の惨事
蒼「3人とも、1年間しっかり学んで来るんだよ。忙しいと思うけど、たまには遊ぶことも忘れずにね。」
そして、20分ほど先生たちとお話しさせてもらった後、蒼先生から激励の言葉もいただいて、
藤堂「五条先生、帰国してそうそうご迷惑でないですか?今日はお疲れでしょう。」
五父「いやいや、構わんよ。」
五母「賑やかな方が楽しいもの。ぜひいらしてちょうだい。」
工藤「すみません、ありがとうございます。」
夜は黒柱と夏樹と傑、みんなとうちで食事をすることになり、大人たちの仕事が終わるまで、わたしたち3人は一足先に帰ることに。
五母「私は17時前には帰るから。それまで何もお構いできず申し訳ないけれど、夏樹くんと傑くんもゆっくりしていてね。」
七海「ありがとうございます。それでは、お先に失礼します。」
『失礼します。』
ソファーを立って、蒼先生たちに頭を下げて、
五条「気をつけて帰れよ。」
五父「ひなちゃん、また後でね。」
「はい。また後で!」
わたしは笑顔で返事をし、院長室を後にした。
