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ひなとDoctors 〜柱と呼ばれる医師たち〜

第86章 夏旅

-五条side-




〜食堂〜




神崎「わぁ、ひなちゃんすごく楽しそう!」



工藤「良い笑顔してるな。楽しくやってるみたいで、安心安心。」




昼休み。

飯を食いながら、ひなが送って来た旅行の写真をみんなに見せる。




「楽しくて仕方ないみたいです。昨日も今朝もいっぱい写真送って来てて。」



宇髄「この様子だと体調も大丈夫そうだな。」



藤堂「傑が昨日、ひなちゃん海見た瞬間走り出そうとするから怖いってLIMEして来ました。ひなちゃんが走っちゃう時は元気な証拠です。笑」



「テンション上がって飛び跳ねるなよって言っておいたのに…。興奮して熱出したり怪我したりしないといいですけど。」




と話していると、



プルルルッ……



藤堂先生のスマホが鳴った。




藤堂「あ、ちょっとすみません…って、あれ?傑からだ。」




傑から…?



今しがたひなの話をしてたところに傑から電話が来るなんて、嫌な予感しかしない…。


すると案の定、




藤堂「はぁ??クラゲに刺されたって、お前ら何してたんだ!」




って。




工藤「クラゲ?」



「刺されたってまさか…」




ひなが…?と藤堂先生を見ると、藤堂先生は頷きながらみんなに聞こえるようスピーカーに切り替える。




七海「ひなのがクラゲ見つけて、写真撮ろうとしてたら刺されて!どうしたらいい!?」




そしてスマホから、傑の慌てた声が。


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