りさと3人のDoctors
第50章 治療の克服
「りさ、いい感じだよ。そのまま力抜いててね…」
あと少しで全部入る。
蒼はなんとか最後まで入れてあげようと、りさが息を吐いたタイミングで一気に奥まで指を滑らせた。
「んっ…んんっ、んぁっ…。」
「りさ、全部入ったよ!えらいね、ちゃんと力抜いてできたね。今痛くない?」
「うん、痛くない。よかった…、ちゃんとできた…。」
りさは全部入ったと聞いて、ホッとしたのか涙を流した。
「泣かないでりさ。頑張ったな、えらいえらい。そしたら、指抜くからね。」
蒼はそっと指を抜いて、治療を終えた。
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える