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もう一度ぎゅっと抱きしめてきた

りさちゃん

そしてゆっくりと

『ほかは探さないよ。ベルがいいから。』

そう答えたりさちゃん

俺は期待しちゃってもいいのかな？

りさちゃんを抱きしめたまま

「俺ね、りさちゃんが好きだよ
　大好きだよ。」

するとりさちゃんは
『私もベル好きだよ？』と言った

でもさ、その好きはペットとしての好きだよね？

「りさちゃんは俺がマッサージのバイトしてて
　嫌だなっておもう？」

『わかんない。。』

「わかんないじゃだめ。考えて？
　俺はりさちゃんと会ったときはお喋りで
　終わったけど
　普段の仕事は、りさちゃんの知らない女の人に
　マッサージして喜んでもらってるの
　考えてみて？りさちゃんどう思う？」