
スノストによる友情短編
第51章 今宵
手を掴まれ、そのままお屋敷の中に。
「、、大介おぼっちゃまおかえりなさいませ。」
大介「ん、ただいま〜」
「、、こちらは?」
大介「亮平。俺の友達」
友達になった覚えないけど、友達がいない俺にとって嬉しかった。
大介「、、しばらくはここにいるから。ご飯も人間のご飯用意してあげて。」
「はい、かしこまりました。」
大介「、、亮平、こっち。」
吸血鬼の後ろをついていった先。
大介「、、ふふ^_^ゆっくりしてってね〜」
阿部「、、ここ、、あなたの部屋?」
大介「そ!あんま、人間の部屋と変わらないでしょ?笑笑吸血鬼のイメージって意外と違ったりするんだよね笑笑」
阿部「、、俺をここに連れてきた理由って、、」
大介「、、亮平、もう自分を解放しろ。」
、、え、?
大介「お前が、親に支配されて生きてきてるの知ってるんだ。」
阿部「、、なんでそれを、、」
大介「ごめん、、相性のいいやつを探してお前が出た時に、、家族のこととか全部調べたんだ。で、さっきもお前の心を読み取った」
阿部「、、、」
大介「しばらくは、お前ここにいて、、解放してよ。安心しろ、お前は人間だ。吸血鬼じゃない。」
阿部「、、ここにいていいの、?」
大介「ふふ^_^もちろん。」
吸血鬼である彼は、笑顔を向け俺を優しくしてくれた。
