太郎くんとエッチな災難
第12章 カップル遊園地
アトラクションはラブラブ度を競うんだから大丈夫だよね…
更衣室を出るとさっきの女の人は彼氏さんに抱き着いてキスをしていたのでちょっと安心する。
「花、水着可愛いな」
「そうなの!可愛い水着沢山あったんだぁ」
太郎君の引き締まってガッチリした上半身を見るとドキドキしてしまう。
「それじゃ、プール入るか。今年プール入るの初めてだ」
「学校のプールも来月からだもんね!」
プールはあまり大きくはない水が流れるプールだ。
入ると水の流れが早くて流されそうになる。
「わっ…結構水の流れはやいね」
「そうだな…俺に掴まってな」
太郎君は私の腰に腕を回してくれて、太郎君の首の後ろに腕を回して掴まった。
水中を進んでいると何かが流れてきた。
「何だコレ?水着?」
太郎君の手にはさっき違うカップルの人が着ていた水着の破片?
「うわぁ!なんだ!?この水着溶けてるぞ!」
周りのカップル達が騒ぎ始めていて私達は顔を見合わせた。
パッと胸元を見ると水着が溶けていて胸が露になっている。
「やっ!本当に溶けてる!!」
「……俺もいつの間にか何も履いてねぇ!何なんだよこれ!花、俺にくっ付いてろ!」
太郎君は私の身体が他の人に見られないように抱き寄せてくれた。
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