
菜摘と瑠花の日常♪
第3章 修学旅行1日目
その日の夜…。
菜摘が部屋長会議に参加している間に瑠花は風呂に入っていた。
「菜摘終わったら
すぐ入りたいよね…」
瑠花は1人でそう呟き、急いだ。
瑠花がちょうど風呂を出たとき…
ピンポーン!
「えっ、はーい!」
瑠花は急いで服を着て、首にタオルを巻いて出る。
「瑠花ちゃんやっほー!」
そこには菜摘ではなく、去年同じクラスだった舞ちゃんがいた。
「舞ちゃん!
なんでここわかったの!?」
舞ちゃんは少しだけ悩んだような表情をしたような気がした。
「んー?
美佳ちゃんに聞いたの」
美佳ちゃんとは瑠花と菜摘と今も同じクラスの子だ。
「そっかぁ。
で、どしたのー?」
「んー?
暇だったから来ちゃっただけ♪
まずかった?」
舞ちゃん独特の上目遣いだ。
これをされるといろいろ断りづらい(笑)
「え、
そんなことないよ」
「お部屋どんなんか見せてよー」
「あっ、
いいよー」
