放課後は、ヒミツの待ち合わせ。(R18)
第6章 初夏の体操着
四月に始まった不適切な関係は、こういう風に時々お互いを求め合うように始まって、五月の今も続いている。
手品部の部室で放課後交わることが一番多いと思う。
「ぁ……っあん……、澄くん……っ!」
「色葉……」
優しく触れる指が好き、唇が好き、声が好き。
澄くんのがあたしのナカに入る瞬間が好き。
だけどここに、愛はない。
「……あぁーん……っ」
いやらしい水音を響かせている間は
気持ちも全て満たされる。
だけどあたしたちは
教室ではほとんど他人だ。
手品部の部室で放課後交わることが一番多いと思う。
「ぁ……っあん……、澄くん……っ!」
「色葉……」
優しく触れる指が好き、唇が好き、声が好き。
澄くんのがあたしのナカに入る瞬間が好き。
だけどここに、愛はない。
「……あぁーん……っ」
いやらしい水音を響かせている間は
気持ちも全て満たされる。
だけどあたしたちは
教室ではほとんど他人だ。
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