無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「はぁ……っ、はぁ……」


びくびくと体は震えているのに、
彼は胸の先をちろちろと舐めつづけて、愛撫を止めない。


もうだめ……我慢できないよ。


うずく体をよじって。あたしは……言ってしまった。



「……もう……挿れて……っ」



羞恥におかしくなりそうなあたしを、彼は小さく笑う。



それでも足らず、羞恥をあおるのが小笠原くんの意地悪の仕方らしい。



「じゃあ、もっと足開いて？」



そんなの、どのくらい開けばいいのかわからないのに。



スカートの下は何もつけてないから、プリーツを抑えながら見えないようにそっと開く。



こんなに辱められている姿を、小笠原くんは眺めて小さく笑った。


そして、ちゅっと優しく唇が重なった。



「……いい子。挿れてあげる」




ほんの少し見てしまった彼のそれは、想像よりずっと大きくてびっくりした。


覆いかぶさる小笠原くんの先が、あたしの割れ目にあてがわれる。


熱くてこんなに固い……。


それは入り口をぬるぬるとすべり、敏感なところに触れては声が上がる。


なにこれ、気持ちいい。


あたしからあふれる潤滑液を塗るように、先をぬらしている。


そして、あたしの手をそっと握りしめた。



「……痛かったら言ってね」


優しい声に不思議と怖さがなくなって、こくり頷くと。



「……あ……っ」