妄想小説
第7章 脱毛サロン
カフェのアルバイトを終えた18時頃、大通りを歩いていると、突然声をかけられた。
『こんばんは、新しくできた脱毛サロンなんですが、よかったら体験していきませんか?』
美人なお姉さんがにこにこと愛の顔をのぞきこんでいた。
「あーいや、お金ないですし…」
『今無料でやってるんです!若い子に試して欲しいなと思ってるんですよ』
「へー、そうなんですか…」
興味が出てきてお姉さんが持つチラシに目を向けると、無料体験、新施術、癒しの時間、といった言葉が並んでいた。
疲れていたし、脱毛にも興味があった愛は、お姉さんについていくことにしたのだった。