
新・Beast〜獣たちに好かれた僕〜
第21章 夏の思い出
〜聖輝side〜
狛犬「やっほ〜!!」
聖輝「きゃあ〜!!」
次の日。
僕達は朝から車で『富士急ハイランド』に来ていた。
優誠「うおぉーっ!!」
人気No.1のジェットコースター。
最低1時間は絶対に並ぶのに、二宮さんの権力によりわずか10分ほどで乗れた。
松本「うわぁ…さいっこうにゾクゾクした!」
狛犬「楽しかったね〜!」
聖輝「はい!もう一回乗りたいです!」
優誠「いやいや、せっかく絶叫系が揃ってるんだから全部乗らねぇと!」
二宮「……。」
狛犬「あれ?ニノどうしたの?」
二宮「別に何でも…」
優誠「それにしてもお前すげぇよな!何かプレミアムパスとか持ってんの?」
二宮「親と会社が親交あるだけ。」
聖輝「さっさすがお金持ち…!!」
松本「こいつとダチになって損はねぇよな。」
二宮「金づるですか?」
松本「バーカ、お前に金がなくても一生ダチだっつーの。」
狛犬「うんうん!ニノはいい子だから!」
二宮「……。」
聖輝「あっ待ってください!」
優誠「あははっ、照れ隠しだろ。」
狛犬「ねぇねぇ!次あれ乗ろ!」
松本「よし、行くか!」
僕達は時間の許す限り、絶叫系アトラクションを堪能した。
