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私の意地悪執事様

第5章 学校

「じゃあ、私の家においでよ」

「良いの?」

春太くんと話しながら、柏木さんの待つ校門へと向かう。

「柏木さん、ただいま」

「…お帰りなさいませ、お嬢様」

あれ?何か機嫌悪い?

「柏木さん、今日この子と家で勉強しても良いでしょ?」

「申し訳ございません。ご主人様から家に男性を上げないようにと言われておりますので」

え?そんなルールあったっけ?

「そうなんだ。じゃあ仕方ないね。杏里ちゃん、明日学校で教えてあげるよ」

「ごめんね。ありがとう」

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