
※私はドMじゃありません!
第3章 round3.バスルームにて
もうなんだかたまらなくて、少しでもクる何かを軽減しようと、顔を手で覆い隠す。
こんな明るくて清潔な場所で、彼とくっついて、恥ずかしいところを弄られている。
ゆうくんには、あそこのぬるぬるがどんどん溢れていることも、バレている。
イキそうなことも。
その状況全てが私の感度をあげていく。
「やっも…イっ…………」
「イって。」
「あッッんんん!!!」
ビクンビクンと、はしたなく痙攣し、達する。
彼の動きがゆっくりになり、心地よい余韻が私を包み込む。
「はっ……はぅ、」
「あず、ほんとかわいい」
ぎゅーっと、後ろから抱きしめられる。
私は、こういうときいつもなにを言っていいかわからなくて、ただ荒い息を整えるだけだ。
「きもちよかった?」
彼があまりにも嬉しそうに聞くので、少しためらあったあとに、顔隠したままコクコクと頷く。
耳元でくすりと音がした。
「じゃあ、もっかいイこっか」
びっくりして顔から手を離したときにはもう、彼の手はそこに戻っていた。
