
大好きだよ
第1章 〜1章〜
「はい当たりの人はー」
優ちゃんが当たりと赤い字で書かれた紙を気まずそうにもっていた
「じゃぁー、幹事は足立君にお願いしますぅ」
おほほ いいきみよぉ(笑)
「まじかよ」
それにいい機会かも
優ちゃんがみんなと打ち解ける
「やりづらくない?連絡とかぁ…」
「せっかくの息抜きなのにさ…」
「こーゆーのは小高君じゃない?適任でしょ」
「だよねー。小高君がいいな…」
コソコソうるさいなぁっ
「まゆあ、オレでいいならやるけど…」
「…幹事はっ」
「え?」
「私と優ちゃんでやります」
「い、意見ある人は!?」
「……………………………………………いや」
「まゆあがやるんならいいけど…優ちゃんて…?」
しまったぁああああ!!
「うぇっ?ゆ?足立くん…と…」
ぽかん…
き、消えたい…
穴があったら入りたい…
