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銀河巡礼

第4章  四の月




耳になじんだメロディが

俯いた心を包んで前を向かせる


くり返される波音が

ささくれた心を宥め眠らせる



梢で鳴き交わす鳥の声

頬を撫でて過ぎる風の音

せせらぎ 囁き

あなたの笑い声…



世界は音楽で満ちている

わたしは 世界と響きあう






(了)



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