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桃尻少年

第3章 お礼参り

「そう?じゃ、屋上には何しに行ったの?」


「寝ようと思って。昨日、ゲームをやってたら徹夜しちゃって、どうにも耐えられなかったんです。」


「何だ!!先生バカみたいじゃない!!」



豪快に笑うその先生は、女性らしいというより…お母さん?!のような安心感があった。



「あぁ、そうだった。彼にお礼言っておきなさいよ?」


そう言って、先生は窓側のカーテンを開けて外を見せてくれた。


…雨。

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